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自分以外を食べさす(生かす)使命

それが農家の"役割"ということを決断した農家の仲間とのエピソードがありました。

その仲間は今年(2015年12月)で、全ての畑を売却し閉鎖が決定しています。

5年前、慣行タバコ農家から無肥料無農薬の自然農に転換し、野菜をつくるように

なってから、金銭的に厳しくなって貯金を吐くだけの5年間・・・
4本のズボンは全て穴だらけ、近所から変態と言われても、辞めることが出来ませんでした・・・。

化学物質過敏症、子供たちが食べるもの、これを思うと後戻りが効かなくなってしまいました。

 

産地には、"農家がいる" だから街に食べ物がやってきます。

誕生日、結婚式、華やかな果実も、

米、野菜、食べたものが私たちのカラダそのものとなる。

太古よりつづく日本の"農業"は、仕事ではなく、本当は尊い文化であります。


だから農業は、農家が食い縛り、耐え、守って行くのではなく、

消費者全体で創造して行くべき!
 

薬剤や化成肥料、コンピューター管理された近代農法、水耕栽培が、

私たち消費者のお腹を満たしている現代。
そして、新しい命も生まれ、それを食べて育つことが常識となっている。

常識という安心感が消費者を纏うが、

本当に子供たちをそれで育てていいのだろうか?


技術は食べ物の量を安定させ、餓えを恐れることは無くなった。

 

だからこそ、伝統農法、自然農法は、次の世代に繋ぎたい。

自然と共にある私たちの命を尊重し、七代先の未来を考えて行動する。

 

 

トレインズの活動は、自らの行動に対価が生まれ、無駄なく進んでいきます。

だから、ひとりひとりが"協力"ではなく、思い切った"活動"ができます。

それがトレインズです。

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